理学療法士の心理

【下心あるでしょ?】ボディタッチをしてくる理学療法士の実態を解説

女性患者

理学療法士は平気でボディタッチするの?そのボディタッチって下心あるよね?プライベートでもボディタッチしてるの?

こんな疑問に答えます。




私は、理学療法士として15年ほど勤務しており現在は100名以上いるリハビリスタッフの責任者をしています。




日々の業務の中でボディタッチに関するクレームを患者様から何度も聞いてきた過去があります。その過去の経験を踏まえて解説していきます。

✔この記事で分かること
  • ボディタッチをする理学療法士の心理が分かる
  • プライベートでもボディタッチする理学療法士が多いのかが分かる
  • ボディタッチに対しての抵抗感が分かる
  • ボディタッチを辞めてもらう方法が分かる


理学療法士がどんな心理があってボディタッチしているのか、すぐに理解できます。





5分で読める内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

【普通なの?】ボディタッチをする理学療法士は多い?

【普通なの?】ボディタッチをする理学療法士は多い

理学療法士だからと言って、ボディタッチは普通というわけではありません。


仕事内容的に人を触る仕事なので、「ボディタッチに対して何も思っていない」と思われがちですが、仕事中とプライベートはしっかりとわきまえています。


「理学療法士=ボディタッチをする」というわけではなく、あくまでボディタッチが多いかどうかは、その人次第です。

女性患者

でも、普段から体を触っていたら、ボディタッチに対する抵抗感はなくなるんじゃないの?

セラバン

じゃ、理学療法士がボディタッチに対してどのくらい抵抗感があるか解説します。

理学療法士のボディタッチに対する抵抗感とは?

理学療法士がボディタッチに対して「どのくらい抵抗感があるのか」を解説します。ボディタッチに対する抵抗感は「治療中」か「治療外」かどうかで大きく変わります。

1.治療中に行うボディタッチの抵抗感

治療中は必ず人の体に触れていますが、この治療行為も「ボディタッチ」と定義します。


治療中のボディタッチに関しては、理学療法士は全く抵抗感がありません。


なぜなら、その人に必要な評価のためであったり治療のためだからです。何かいやらしい気持ちを持って触っているわけではありません。


例えば、姿勢の評価や筋肉の状態を確認するために腰周りを触ったり太もも周りを触ることは当たり前のように行います。


このとき、理学療法士の頭の中は「この関節の位置が・・・」「この筋トーン高いな」など治療に関することを考えています。


そのため、治療中のボディタッチに関しては全く抵抗感がありません。


女性患者

でも、若い女性とかは遠慮するよね?胸近くとかも全く抵抗感ないの?

セラバン

そのような場合は例外ですね




女性で胸周りやおしり周りなどは、さすがに抵抗感があります。もし、必要性があり触ることが治療上必要であれば、必ず本人に許可を取ります。


なぜなら、急に触られたら女性患者さんもビックリしますし、信頼関係も作れないからです。


そのため、患者さんの年齢や異性かどうか、触る場所によっては遠慮したり許可をとるなど同意を得ます。


ほとんどの理学療法士が、同じように確認をとりながら触るようにしているはずです。

2.治療外で接しているときのボディタッチの抵抗感

治療外に時間でボディタッチするときの抵抗感は、常識がある一般的な男性と変わりありません。簡単に女性の体に触っていいとは思っていません。


なぜなら、仕事中は「仕事モード」がオンになるため抵抗感はなくなりますが、それはあくまで仕事だからです。


プライベートな時間であれば、仕事モードもオフになります。普段から体を触る機会が多いからといって、プライベートでも女性をベタベタ触っていいという認識は持っていません。


もし、プライベートでもボディタッチが多い理学療法士がいたら、それはその人の距離感が異常に近いということ。


理学療法士も治療外の時間であれば、ボディタッチに対して抵抗感を持っています。

女性患者

じゃ、治療時間外でボディタッチしてくる理学療法士は何を考えているの?やっぱり、下心あるの?

セラバン

じゃ、立場を利用しつつボディタッチをしてくる理学療法士の心理状態を解説します。

【下心あるよね?】ボディタッチをする理学療法士の心理

【下心あるよね?】ボディタッチをする理学療法士の心理

次にボディタッチが多い理学療法士の心理について解説します。


現在、私はリハビリスタッフが100名以上いる職場で責任者として勤務しています。患者さんからボディタッチに関するクレームに何度も対応してきた過去があります。


過去の経験をもとに解説します。ボディタッチをする理由は、主に4点です。

  1. 下心がある
  2. 思わせぶりをしている
  3. 好意を抱いている
  4. コミュニケーションだと思っている

1.下心がある

まず、1番あってはいけない「下心がある」という理由です。


特に腰や下半身の内側、胸辺りを触ってくる場合は、下心がある証拠です。


なぜなら、変態理学療法士の性欲を満たすためで、身体の関係を望んでいるからです。


例えば、治療行為と称して確認もせず何度も触ってくる場合や、同じ場所を長時間触ってくる場合は気をつけてください。


残念ながら、立場を利用して行為に及ぶ理学療法士がいるのは事実です。


実際に逮捕されたケースもありますし、Yahoo知恵袋で相談されている方もいらっしゃいます。



特に胸辺りやお尻周りなどを頻繁に触ってくるときは、注意しましょう。




ただ、本当に必要があって触る場合もあるので、覚えておいてくれると助かります。

2.思わせぶりをしている

2つ目に思わせぶりでボディタッチをしてくる場合があります。


なぜなら、若い女性患者さんも多く理学療法士業界の平均年齢は、低くて同年代の患者さんもたくさんいるから。


「何かしら関係が持てたらいいな」という理由で、精神的にも落ち込んでいる患者さんに対して、思わせぶりをする理学療法士がいるのです。


実際に私が勤務している病院でクレームがあり、処理したときの理学療法士の気持ちが、このように思わせぶりでした。


「優しくて頼りになる理学療法士」という表向きを利用してボディタッチしてくる理学療法士もいるので気をつけましょう。


思わせぶりをしてくる理学療法士について、詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。思わせぶりの行動や心理状態について、ぜひ参考にしてみてください。

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3.異性として興味を持ち好意がある

3つ目の理由が、好意を持っているという理由です。


患者さんと理学療法士という関係ですが、少なからず恋心を抱く場合があります。


実際にYahoo知恵袋には、下記のような相談がありました。


数としては少ないかもしれませんが、好意を持ってボディタッチしている場合があります。


好意を持っている場合、以下のような部位にボディタッチをすることが多いと言われています。


距離感が縮まると「手を繋ぐ」という行為をしますよね。つまり、手を握るという行為は、お互いの距離感が縮まっている証拠と言えます。


いきなり、手を握ることは出来ませんから、まずは手に近いところから触れようとするわけです。前段階としてジャブを打っているような状態です。


そのため、頻繁に肩や腕などをボディタッチしてくる場合は好意を持たれているかもしれません。

4.コミュニケーションだと思っている

最後は、コミュニケーションだと思っているという理由です。


このようにボディタッチをコミュニケーションの一部と捉えている人は昔から、パーソナルスペースが狭くて学生時代から女性に対してボディタッチをしていたはずです。


そのため、下心があるとか思わせぶりではなく本当に何も考えていない場合があります。


応援する意味で肩をポンポンと触ったり、「こっちだよ」という意味で誘導するために腕を触ったりと自然とボディタッチをしてきます。


普段からボディタッチの回数が多く誰にでもやっている場合は、コミュニケーションの一部としてボディタッチをしているかもしれません。

女性患者

色々な理由があるんだね。でも、辞めて欲しいだけどどうしたらいい?

セラバン

じゃ、次はボディタッチを辞めさせる方法を解説するね!

【STOP!】理学療法士のボディタッチを辞めさせる方法

【STOP!】理学療法士のボディタッチを辞めさせる方法

理学療法士からのボディタッチを辞めさせるためには以下の3つ方法を試してみましょう。

  1. 距離を取る
  2. 笑顔ではっきりと拒否する
  3. 笑顔かつ無反応

それぞれ解説していきます。

1.距離を取る

一番効果がある方法は、そもそもの距離を取ることです。


やはり、物理的に距離が近いと「この人は、心を許しているな」という誤解を生んでしまいます。理学療法士は、触っても大丈夫だろうという思考になってしまい、ボディタッチのチャンスを与えてしまいます。


例えば、座っていたら隣に座ってきたとしましょう。このような場合は座ったタイミングと同時に立ち上がって少し間をあけると効果です。


「触っても大丈夫」と思っていたのに、急に距離を取られた行為によって理学療法士も危機感を感じてボディタッチしなくなります。


まずは、すぐに触れられないような距離を取るように心がけましょう。

2.笑顔ではっきりと拒否する

笑顔ではっきりと拒否する行動も効果的です。


なぜなら、拒否をしたのにそれ以上触ることは100%セクハラであり、大きな問題へ発展することを理学療法士が理解するためです。


例えば、ボディタッチし続けて上司に報告されたら仕事がやりにくかったり、その職場に居づらくなります。


あなたに好意を持っていたり思わせぶりだったとしても、大きな問題になっては困ると理学療法士が感じてくれればボディタッチをしてきません。


ボディタッチにうんざりしていてはっきりと言える人は、この方法で断るのが良いでしょう。

3.笑顔かつ無反応

直接言えない人はボディタッチされたあとに笑顔から真顔に変えて無反応な対応をしましょう。


笑顔から急に真顔に変化すると理学療法士も「あれ。なんかヤバイかも」と察します。結果、ボディタッチが減ります。


また、真顔になった後はあえて何も言わずに無反応な態度をとると、より相手にプレッシャーを与えられます。


なかなか強い態度に出れない人は、笑顔から真顔に変えてプレッシャーを与える方法で、ボディタッチを辞めさせましょう。

ボディタッチしてくる理学療法士の実態についてのまとめ

これまでの記事の内容をまとめます。


ボディタッチをするには何かしら理由があります。もし、ボディタッチをしてくる理学療法士に困っていたら、ぜひ対処方法を実践してみてください。


また、理学療法士の責任者に報告したり担当を変えてもらうことも有効な手段です。


うんざりしているボディタッチはすぐにやめさせましょう。